【自己紹介・50代編】自分で体験したから言えることがいっぱい

こんにちは、治療室クリスタ院長・かとうようこです。

あらためましての自己紹介、20代後半のどうしようもなく動けなかったカラダから40代までの軌跡に続いて、今回は50代についてお話しします。

<ここまでのおはなし>

3回の出産やその直後の引っ越しでムリがたたり、ひどい体調不良に悩まされてたびたび寝込むこともあったわたし。
訪れた鍼灸治療院で、治療を受けながらお手伝いをすることとなり、子育てをしながら東洋医学を学びます。

30代後半で、鍼灸師・幼稚園教諭・保育士の3つの資格を取得し、ついに自分の治療院を開業。
看板のない治療院クリスタはネットの口コミで来院者が増え、アトピー性皮膚炎にも本格的に取り組むようになりました。

そして40代の終わりには、累計施術人数が8万人ほどに達したのです ───。

くわしくはこちらの記事に書きましたので、ぜひ読んでみてください!

【自己紹介・20代編】妊娠と流産と出産と
【自己紹介・30代編】激動!鍼灸と幼児教育のダブルスクール時代
【自己紹介・40代編】濁流にながされたようなもの
『漢方とわたし⑤ 人生初の鍼の衝撃』 
『漢方とわたし⑥ 自分が鍼灸師になる』

<前提おわり> 

ね、みなさんちょっと忘れていませんか???
わたし、本当に動けなくて寝込んでいた人間なんですよ。

それが仕事して、息抜きに国内外あっちこっちに出かけて、数々のとんでもトラブルにあったり、現地の方々にとても親切にしていただいたりウインク
(いろいろありすぎてまだ一部しか書けていませんが、興味のある方は以下の記事も読んでみてください!)

クルーズ旅行 6 マンマ・ミーナ (イタリアでマンマに拾われた話)
ガソリンをいれる(イタリアのガソリンスタンドでガソリンが出てこなかった話)
香港にて 再会(日本で偶然出会ったご夫婦に香港でごちそうになった話)
西地中海クルーズ 12(マルセイユで親切な親子に道案内してもらった話)

だから、「今は具合が悪くても、適切なケアをすると先は開けるよ」ということをお伝えしたいのです。 

(いまの治療室は、リアル日本橋のすぐそばあります)

ではさっそく、50代の話をしましょう。

50代前半は「食」をテーマとして薬膳と分子栄養学の学びを進め、54歳のときに治療室を引越し、58歳で膝を痛めて新しい出会いが待っていた……ざっくりいうとそんな感じです。

治療室の引越し

以前の治療室からいまの場所に引越したのが2014年。
リアル日本橋のすぐそばにあります。

その理由は、やはりビルの都合でした笑い泣き笑い泣き笑い泣き

前の治療室で、謎の漏電騒ぎが数回ありまして(ブレーカーが落ちるので被害はなしです)、そのたびに点検が入ったのですが、原因を特定できませんでした。

漏電のあった前日は、かならずず大雨雨だったり大雪雪だったりしたので、あきらかにおかしい。
以前に、漏電で知り合いの旅館が一気に焼け落ちたのを知っているだけに、めちゃくちゃ怖かったです。

そこで、転居先を半年ほど探し、やっと見つかったのがいまのクリスタがある日本橋の部屋です。

引越しはなぜかいつもビル都合なんです。
年始からの契約で大慌てだったので、業者さんが入らず、自分たちで内装工事をやりました。
(もちろん電気工事は、専門の方が行っています)

ですから、壁とかいろいろアレなのは、「自分でやったんだなー」とあたたかく見逃していただけるとうれしいです。

膝関節を痛めたことからの出会い

治療室の引越しから数年して再婚。(さらっと流してください・笑)
結婚にともない自宅を引越して、通勤に時間がかかるようになりました。

あるとき出先からの帰宅中に道に迷い、底の薄い靴で歩きすぎたせいで、右親指の種子骨を骨折してしまいました。
その痛みがなかなか抜けず、それをかばって左膝を痛めたのです。

58歳のときでした。

膝を痛めたことで改めて運動療法の必要性を実感し、ひたすら先生を探しました。
そこで出会ったのがこちらの先生。
笹川ひろひで先生、うちの真ん中の息子と同じ年で、とても優秀な先生なんです。

笹川先生の講座を受講し、「関節トレーニング」をみなさんにお伝えする資格も取得しました。 

間接トレーニング

関節を支えている筋肉のバランスがいかに大事かをしっかりと学ぶことができ、わたしの施術の幅もとても広がりました。

膝関節を痛めたことで、運動療法をしっかりと学ぶきっかけになったというわけです。
わたしの人生いつもこんな感じで、身をもって体感させられます。

※ひざを悪くしたときのことは、以下のブログ記事にも書いています。

私が膝を壊した理由
膝関節のガコガコは靴のせい

発達障害児への運動あそび

運動療法を学んだことで、お子さま向けの施術にもいい影響がありました。
「運動あそび」を取り入れたことです。

それまでお子さま向けの施術は、小児はりと骨格調整の施術が主だったのですが、発育発達にどれほど運動が大切であるかをあらためて実感しました。

運動あそびは間違いなく脳の発達を促します。
その変化はすばらしいですよ!

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(自転車にもあっという間に乗れたよ!)

今ではクリスタの主力ケアとなった「運動あそび」ですが、これは強力な助っ人がきてくれたおかげで実現したものです。

50代は、施術の柱が整ったという点で、非常に有意義な年代だったと思います。
この時点で累計施術人数は10万人を超えました。
以前に比べてペースは落ちたけれど、コツコツ積み上げています。

変化といえば猫も飼いました🎶

(あっという間に3匹)

美容外科のお手伝いをして、いろいろな症例を見ることもできたりしました。その経験から、本の出版へとつながるのですが、それについてはまた60代の記事でお話ししますのでお楽しみにしていてください!