【自己紹介・60代編】満を持しての書籍出版、そしてこれからの挑戦

こんにちは、治療室クリスタ院長・かとうようこです。
あらためましての自己紹介、最終回は60代とこれからのお話をしようと思います。

 <ここまでのおはなし>

3回の出産やその直後の引っ越しでムリがたたり、ひどい体調不良に悩まされてたびたび寝込むこともあったわたし。
訪れた鍼灸治療院で、治療を受けながらお手伝いをすることとなり、子育てをしながら東洋医学を学びます。

30代後半で、鍼灸師・幼稚園教諭・保育士の3つの資格を取得し、ついに自分の治療院を開業。
何度かの引っ越しを経て、50代のときには累計施術人数が10万人を超えました。

一方で、2度目の結婚をしてネコも飼い始めるなど、プライベートでの変化もあり……⁉️
そんな軌跡は以下の記事をご覧ください!

【自己紹介・20代編】妊娠と流産と出産と
【自己紹介・30代編】激動!鍼灸と幼児教育のダブルスクール時代
【自己紹介・40代編】濁流にながされたようなもの
【自己紹介・50代編】自分で体験したから言えることがいっぱい
『漢方とわたし⑤ 人生初の鍼の衝撃』
『漢方とわたし⑥ 自分が鍼灸師になる』

<前提おわり> 

こうしてあらためて自己紹介を書きながら、よぎるシーンがあります。

30歳になりたてのころは、体調が悪くて起きられず布団がお友だちだったのですが、あるときふすまを眺めながら、「このままだと死ぬな…」と思ったこともありました。

「でもまあ、子どもも生んだし、もういっか」という謎の思いもよぎっていました。

それだけエネルギーが枯渇していたんでしょうね。
みんなは元気に仕事して子育てしているのに、「なんで私だけ⁉️💧💧って思って過ごしていた日々。

当時はすべてが信じられなかったです


現代医学も東洋医学も役に立たないって思っていました。
(ほんとうは病気のタイミングに合わせて東洋医学と現代医学を使い分けるべきだったのですが、それがうまくできていなかったせいです!)

東洋医学の知識を教えてもらっても、「んなわけない!」という疑いでいっぱいですよ。
具合が悪い期間が長く続くと、「ほら、やっぱりダメじゃん! 私のカラダなんてどうせ何やってもダメなんだ」という感覚になるんですよね。

むちゃくちゃひねくれて拗ねていました。
いま思うと、ほんとうに恥ずかしすぎる……。

カラダを変えていくには、時間その時期に必要なケアが、何より大事だってことがわかっていなかったんです。

前置きが長くなりましたが、そんな私がどんな60代を迎えたか、お話しましょう。
 

60代、還暦で書籍出版が実現


50代半ばに、美容のお仕事をお手伝いしていました。
私は美容鍼の施術で参加していたのですが、ほかの先生たちの施術に立ち会うことがあったんです。

ショッピングスレッド(=顔のたるみを糸でリフトアップする施術)やヒアルロン酸の注入、ボトックスなどの施術を間近に見るという経験を積めたことは、ほんとうにありがたかったです。

で、結果として思ったのは、結局どんな施術をしても、筋力が低下したら下がる、ということ。
そして、筋力は自分でつけなくちゃ、ということでした。

その考えがベースとなり、2020年、ちょうど還暦のときに、「年齢たるみが1分で解消! 顔面整頓」(サンマーク出版が誕生したのです。


 『年齢たるみが1分で解消! 顔面整頓』かとうようこ・著/サンマーク出版/1,300円+税

顔面整頓


これを出版することになったのも、ミラクルなご縁からでした。
そのエピソードについてお話しするのはまたいつかの機会に譲りますが、関係者各位の皆様には感謝しかないです!

この本については、以下の記事でもくわしくお話ししていますので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

マスクの下で「顔面整頓」しませんか? 出版が決まりました
出版してよかった!「本はひとりのためにある」よせられた感想に編集者さんが言ったひとこと

ちなみに、脳梗塞からの言語障害のケアに携わっていたことも、この本の土台になっています。
お子さまにことばの遅れがあるという方にも役立ちますので、この本を読んでぜひ「舌」の動きもチェックしてみてくださいね。

これからのこと


実は、うちの家系が長生きって知っていました?(←普通知らないですよね)
何しろ父方母方ともに、100歳前に亡くなる確率がめっちゃ少ないんです。

うちの父と父方祖父は、残念ながら70代後半で亡くなっていますが、曾祖母2名も祖父母も104歳くらいまで存命でした。
叔父叔母をみても、幼少期に亡くなった方以外元気に過ごしています。
90代現役で仕事していたりもするのですよ。

なので、私レベルはまだまだウルトラ現役世代。


今後も新しいことに取り組んでいきますので、「こんなことやってほしい!」というご意見、お待ちしております。

以上、20代から現在までの自己紹介でした。
それでは今日はこのへんで!