【薬膳】ゴーヤは体の熱を冷ます!苦みをとる方法、おすすめレシピも

こんにちは、東京日本橋にある鍼灸治療室クリスタ 院長のかとうようこです。

「暑い日が増えてきて夏バテが心配、どんな食材をとればいいの?」
「夏を乗り切る薬膳レシピが知りたい」

年々暑くなる夏に、不安やお悩みを感じている方、多いですよね。
そんなあなたにおすすめしたい食材のひとつが「ゴーヤ」です。

ゴーヤには、からだにこもった熱を冷まし、余分な水分を排出して解毒する作用があると言われています。
夏バテや暑気あたり、からだの熱による吹き出ものや目の充血、口内炎などの改善に効果が期待できる食材です。

そのため、以下のような人には特に食べていただきたい、おすすめの夏野菜といえるでしょう。

【ゴーヤがおすすめの人】

・夏の暑さでからだに熱がこもっている人
 → 顔がほてる、寝苦しい、イライラする など
・夏バテで食欲が落ちている人
・熱がこもってニキビや吹き出もの、口内炎、目の充血などがある人

ただ、からだを冷やす効果があるということは、冷え性の人やお腹を壊しやすい人、妊婦さんや小さいお子さんなどは、食べすぎに注意が必要とも言えます。

そこで今回は、ゴーヤの薬膳的効能から、おいしく食べる食べ方、レシピまで、わかりやすくご紹介していきましょう。

◎ゴーヤの効能
◎ゴーヤがおすすめの人・とりすぎないほうがいい人
◎ゴーヤの苦みをとる方法
◎【薬膳】ゴーヤのおすすめレシピ3選

この記事を読めば、ゴーヤが苦手な人でもこの夏は食べたくなるのではないでしょうか。
健康によくおいしいゴーヤ料理で、あなたが暑い夏をのりきれるよう願っています!

【目次】

ゴーヤといえば、夏を感じさせる代表的な野菜のひとつです。
ただ、「あの苦みが苦手」「調理法がゴーヤチャンプルー以外に思いつかない」など、あまり食べないという方もいるでしょう。

実際わが家も、夫婦そろって苦いものが得意ではありません。
ただ、ゴーヤはからだにこもった熱を冷ましてくれる食材として、夏にぜひとりたいおすすめ食材です。

そこで今回は、ゴーヤの効能とおいしく食べられる薬膳レシピをご紹介しましょう。

1.ゴーヤの効能

ゴーヤは、別名「にがうり」と呼ばれるように、その苦みが特徴です。
実はこの「苦い」という味、薬膳的にはからだにこもった熱を冷まし、余分な水分を輩出する解熱・解毒効果があるとされています。

そのため、ゴーヤも以下のような効能があるとされ、まさに夏に積極的に食べたい食材だといえるでしょう。

【ゴーヤの薬膳的効能】

五味苦味(くみ)
五性
帰経心、脾、胃
期待される効能・からだにこもった熱を冷ます
・余分な水分を排出して解毒する
改善が期待できる症状・夏バテ、暑気あたり
・吹き出もの、腫れものなどの肌トラブル
・目の充血や痛み
・口内炎
・炎症をともなう下痢   など

2.ゴーヤがおすすめの人・とりすぎないほうがいい人

では、ゴーヤはどんな人に特におすすめでしょうか?
反対に、あまり食べすぎないほうがいい人もいますので、あわせて説明しましょう。
まずは以下の表を見てください。

       ゴーヤがおすすめの人    ゴーヤをとりすぎないほうがいい人
・夏の暑さでからだに熱がこもっている人
 → 顔がほてる、寝苦しい、イライラする など
・夏バテで食欲が落ちている人
・熱がこもってニキビや吹き出もの、口内炎、目の充血などがある人
・妊娠中の女性
・小さいお子さん
・冷え性の人
・胃腸が弱い人

ゴーヤを積極的に食べてほしいのは、熱がからだにこもっている人です。
1章でも説明しましたが、ゴーヤは熱を冷ます効果があるとされます。
そのため、熱さで顔がほてりがちになる人や、夜になっても体内の熱が残って寝苦しい人、熱さでイライラする人などにはおすすめです。

また、解毒作用もあるとされるため、ニキビや吹き出もの、口内炎がある人にもいいでしょう。
体内の熱で、目が充血している人にも効果的と言われます。

さらに、苦みが胃を適度に刺激してくれるので、夏バテによる食欲不振も改善が期待できます。

ただ、熱を冷ます性質は、冷え性の人の場合は逆効果になる恐れがあります。
胃腸が弱い人も、お腹が冷えすぎてしまうかもしれません。
妊娠中の女性や、小さいお子さんも、からだの冷やしすぎはよくないでしょう。
これらに該当する人は、ゴーヤを食べすぎないよう注意してください。

3.ゴーヤの苦みをとる方法

ゴーヤはこのように、夏におすすめの食材ですが、「苦いのであまり好きじゃない」という方も多いですよね。
そこで、同じく苦いのが苦手なわが家でいつも実践している、ゴーヤの苦みを少なくする方法をご紹介しておきましょう。

以下の手順で下処理してください。

【ゴーヤの苦みをとる方法】

1)たて半分に切り、中の種とわたをスプーンでしっかりこそげとる

2)ゴーヤの繊維を断ち切るようにスライスする
3)塩ひとつまみを振って、塩もみする
4)氷水に15分程度ひたす

5)水気を切って調理する

これだけです。

もし、「これでもまだ苦い」という場合、確実に苦みをとりたい場合には、3)と4)の間に、しっかり水けを絞って、さっと湯通しするといいでしょう。

ちなみにわたしは、ゴーヤを買ったらすぐに下処理をして、冷蔵庫で保存しています。

方法は、

・3)で塩もみしたあとに、タッパーなどの容器に入れて、水をひたひたになるくらい注ぐ
・そのまま冷蔵庫に入れて保存する

というものです。
保存期間は、5日くらいですので、それまでに使い切ってください。

4.【薬膳】ゴーヤのおすすめレシピ3選

では、いよいよゴーヤのおすすめレシピをご紹介しましょう。
今回は、3つの簡単メニューです。
簡単にできるものから説明しますので、ぜひおうちでつくってみてください。

4-1.ゴーヤの酢醤油漬け

ゴーヤと調味料だけでできる、少し甘めの酢醤油漬けです。
そのままおかずにしても、お酒のおつまみとしても合いますし、冷ややっこにのせてもさっぱりいただけます。

<材料>

・ゴーヤ :1本 
・しょうゆ:25ml
・お酒:25ml
・みりん: 25ml
・水:25ml
・砂糖:お好みで(わが家は大さじ1/2)
・お酢:お好みで(わが家は大さじ2~2.5)

<つくり方>

1)ゴーヤを下ごしらえ(前章参照)しておく
2)しょうゆ、お酒、みりん、水を鍋に入れ、火にかけて軽く温める
3)火からおろして、砂糖を入れて溶かし、お酢も加える
4)1)のゴーヤを3)に入れて、3時間ほど漬けておけば完成

4-2.甘みそ味ゴーヤチャンプルー

定番のゴーヤチャンプルーですが、わが家のレシピは「甘みそ味」なのが特徴です。

以前、徳之島におじゃました際に食べたゴーヤチャンプルーがとてもおいしくて、何を使っているか聞いてみたところ、鹿児島の「茶うけみそ」だとのこと。

キンコー醤油「茶うけみそ」

それ以来、自宅でのゴーヤチャンプルーはみそ味になりました。
こんな感じで、プチプチしているのが特徴です。

では、レシピをどうぞ!

<材料>

・ゴーヤ:1 本
・タマネギ:1/2 コ
・豚バラ肉:150 g
・木綿豆腐:1 丁
・茶うけみそ:大さじ 3
・お酒:大さじ 2
・みりん:大さじ 1
・サラダ油:大さじ 1
・かつお節:お好みで

<つくり方>

1)ゴーヤは下ごしらえ(前章参照)し、豆腐は水気を切っておく
2)フライパンにサラダ油を熱して、豚バラ肉を炒める
3)豚バラの色が変わったら、ゴーヤ、タマネギ、豆腐を入れてさらに炒める
4)茶うけみそ、お酒、みりんを加えて味を調える
5)お皿に盛りつけ、お好みでかつお節をのせて出来上がり

4-3.ゴーヤとひき肉の炒めもの

3つめのレシピは、チャンプルーとはまた違った炒めものです。
材料の数が少ないので、よりお手軽につくれておすすめです。

<材料>

・ゴーヤ:1本
・ひき肉:200g(牛、豚、鶏、合い挽きいずれでもお好みで)
・にんにく:1 かけ
・長ねぎ:1/2 本
・しょうゆ:大さじ 3
・みりん:大さじ 2
・サラダ油:大さじ 1
・マヨネーズ:お好みで

<つくり方>

1)ゴーヤは下ごしらえ(前章参照)して、電子レンジ600wに2分間かける

2)にんにくはみじん切り、長ねぎは小口切りにする

3)フライパンにサラダ油とにんにくを入れて熱し、ひき肉を炒める
4)ひき肉の色が半分ほど変わったら、しょうゆ、みりんを入れて味を調える
5)ゴーヤを加えてさらに炒める

6)ひき肉、ゴーヤにあらかた火が通ったら、長ねぎを加えさっと炒め合わせる

7)長ねぎが全体に混ざったら出来上がり

※ 味見してみて苦みが気になるようなら、食べるときにお好みでマヨネーズをかけると、味がマイルドに食べやすくなります。

まとめ

いかがでしたか?
今日はゴーヤについて薬膳的にご紹介しました。
ではあらためて、要点をまとめましょう。

◎ゴーヤの薬膳的効用は、

五味苦味(くみ)
五性
帰経心、脾、胃
期待される効能・からだにこもった熱を冷ます
・余分な水分を排出して解毒する
改善が期待できる症状・夏バテ、暑気あたり
・吹き出もの、腫れものなどの肌トラブル
・目の充血や痛み
・口内炎
・炎症をともなう下痢   など

◎ゴーヤがおすすめの人、とりすぎないほうがいい人は、

       ゴーヤがおすすめの人     ゴーヤをとりすぎないほうがいい人
・夏の暑さでからだに熱がこもっている人
 → 顔がほてる、寝苦しい、イライラする など
・夏バテで食欲が落ちている人
・熱がこもってニキビや吹き出もの、口内炎、目の充血などがある人
・妊娠中の女性
・小さいお子さん
・冷え性の人
・胃腸が弱い人

◎ゴーヤの苦みをとるには、

1)たて半分に切り、中の種とわたをスプーンでしっかりこそげとる
2)ゴーヤの繊維を断ち切るようにスライスする
3)塩ひとつまみを振って、塩もみする
4)氷水に15分程度ひたす
5)水気を切って調理する

これから暑い夏がやってきます。
夏バテになりそうなとき、からだのなかが熱いと感じたときには、ぜひ日々の食事にゴーヤを取り入れて熱を冷ましましょう。
あなたが夏を快適にのりきれますように、応援しています!