季節の過ごし方 夏編

こんにちは、東京日本橋にある鍼灸治療室クリスタ 院長のかとうようこです。

最近は、春と秋が短い傾向にありますが、
日本は四季の変化に富んだ国です。

二十四節気という言葉をご存じの方も多いと思います。
春夏秋冬の四季を、それぞれ6つに区分したものです。
(二十四までは分からなくても、きっと春分とか夏至とか聞き覚えがあるかと)

暦の上では立夏から立秋までが夏とよばれています。

そこで今回は、東洋医学を踏まえた「真夏」の過ごし方についてお話します。
よろしければ参考にしてみてください。

夏はこんなふうに過ごしましょう

夏という単語でイメージする景色って、どんなものですか?

わたしが思う夏の景色は、
太陽がギラギラと元気よく、空は青く、そして暑い!

こんなのとか、

(昔撮った写真を使いまわしてます)

こんなんのとか…

(↑この写真、真夏!って感じが出てて好きです。)

写真からも、なんともいえないエネルギーがあふれていませんか?

夏は、1年の中でもっとも陽気(太陽ののエネルギー)が満ちあふれる季節です。

東洋医学の古典『黄帝内経(こうていだいけい)』では、夏の3か月(5月5日ごろの立夏から、8月8日ごろの立秋まで)を「蕃秀(ばんしゅう)」の季節と呼びます。

「蕃」は草木が豊かに茂り盛んに成長すること、「秀」は花が美しく咲き誇ることを意味します。
つまり「蕃秀」とは、天地の陰陽の気がもっとも活発に交流し、万物が勢いよく成長して花開き、繁栄する生命力あふれる季節を表しています。

その一方で、
満ちあふれてくるエネルギーを発散したくなったりもします。

なおかつ、
熱のせいで頭に血が上りやすくなってくるので、イラッとしやすくなっています。

そう、春のイライラとはちょっと違う。
イラっ!!!!! です。

熱で怒りがボンっと炸裂するイメージかな。
(この違い、伝わってくれること希望します。)

この時期は、
からだに熱がこもらないように、しっかり汗をかきたいものです。
なぜなら、汗をかくことで体温の調節をしているからです。

発汗って、忘れがちですが 、天然のクーラー。

冷たいものを飲み過ぎる傾向がありますがほどほどに。
氷をガンガンいれた飲み物を取りすぎると、夏バテの原因になります。
消化機能が低下してしまうので気を付けましょう。

そして、

冷房の風で首や関節周りを冷やさない
外出の際には太陽光線避けにサングラスを
水分補給はゆっくりと少しづつ

これら3原則もお忘れなく。

(体幹トレーニング用のグッズです。)

おすすめの運動

次に、この時期に好ましい運動についてです。

「汗をかく=天然のクーラー」と前述しましたが、
夏は運動をしなくても、自然にかなりの汗をかいてしまいますので、
激しい運動は、からだにとって負担になります。

また、
東洋医学では汗をかくと同時に、「気」も消耗すると考えられています。

しっかり目の運動は、早朝もしくは日が陰って涼しさが戻ってから行うようにしましょう。

当院でオススメしている夏場の運動は、

「手首足首のブラブラ体操」

名前の通り、手首と足首をブラブラ振るだけです!

末端の血流をあげることで、夏場に負荷がかかりやすい「心臓」への負担を減らし、
クーラーによる冷えの予防も兼ねています。

簡単で場所も選ばないので是非やってみてくださいね。

食事のおすすめとNG

次に、大事な「食事」についてです。

まずはNGなことから……

水の早飲み

せっかくとった水も、一気飲みすると身体もむくみますし、ミネラルの吸収を妨げます。
水はゆっくり味わいながら飲みましょう。

食事中や食後に大量の水を飲むこと

食事中や食後間もなく大量の水を取ることで、胃液が薄まり消化が妨げられます。

消化だけでなく、殺菌力も落ちてしまいますので気をつけましょう。
水の飲み過ぎて消化力が落ちて夏バテになる可能性が高いです!

続いてとりたい食材です。

苦味のある食材

食材は東洋医学的解釈をベースにおすすめしています。

東洋医学では夏は「心」の担当、
「心」は、精神や血に関して影響力があると考えられています。

そして、「苦味」が「心」を養うというルールがあるのです。

???

東洋ルール、
もしかしたらわかりにくいかな?

では、
夏が旬の野菜(露地物)を思い浮かべてみてください。

どんなものが思い浮かびますか?
何といっても、

・きゅうり
・ゴーヤ
・ピーマン  

たぶん、みなさんもれなく思いついた夏野菜かと思います。

実はこの3品、
どれも苦味のある野菜に区分されています。

要するに、季節の野菜を食べることが、自然の摂理にそっている
と、いうことです。

もちろん苦味のものばかりではありませんが、
「夏に多めに取りたい野菜は苦味のあるもの」と覚えておくとよいと思います。

ビタミンB1の多い食材

夏バテ予防にマストで取りたいのが、ビタミンB1。

私ごとですが、
体調悪いときに受けるニンニク点滴(←ビタミンB1を入れている)、
からだに沁み渡ります……

もちろん点滴でなく、食材で摂取するのが理想です。
ビタミンB1を多く含む豚肉や大豆、麦を積極的に食べましょう!

「気」を補う食材

オクラや山芋、枝豆や、香りのある青ジソやみょうが、セロリなども、
食欲不振や消化不良を防いでくれるのでオススメです。

夏の我が家の定番メニュー

最後に、<夏の我が家の定番メニュー>を大公開します。

・青ジソ
・みょうが
・じゃこ

細切りにして、ごま油少々と白ごまと和えるだけ。
以上!

超絶簡単でおいしい一品なのです。
ぜひお試しください。

ではみなさま、

暑さと冷房冷えという悩ましい季節ではありますが、
この夏も楽しく過ごせるように、からだに気を配っていきましょう。