こんにちは、かとうようこです。
セッションをしていると、
「苦手な人からの電話で胸が苦しくなる」
「LINEがきただけで心臓がどきどきする……」
というお悩みを聞きます。
そんなみなさんにお伝えしている、超絶簡単な手法をシェアします！
それは「登録名を変える」という方法です。
スマートフォンに電話やメッセージが着信したときに、画面に表示される文字を「苦手な人の名前」ではなく何か別の単語にするだけで、心の負担を減らすことができます。
簡単な方法ですが、きっとあなたの心も少し楽になるはずです。
くわしく説明しますので、ぜひ実践してみてください！
スマートフォンで、苦手な人の登録名を名前以外の単語に変えてみよう！
スマートフォンに着信があったとき、画面に「◯山△子」と苦手な人の名前が表示されると、ドキッとして冷や汗が出たり、心臓がキュッとなったりしませんか？
そのせいで、電話やLINE自体が怖くなってしまう方もいるでしょう。
そんなあなたには、苦手な人の登録名を、名前ではなく別の言葉に変えることをお勧めします！
これはですね、わたしが開発したワザ。
たとえばわたしの場合、母の登録名を、彼女が住んでいる場所の最寄駅名にしています。
というのも、残念ですが、わたしは母との関係性が非常に悪いです。
母から連絡がくると、めちゃくちゃ心が乱れます。
もはや別人格になるほどひどいです。
携帯の画面に「母」と表示が出ただけで、結構カラダとココロにダメージを受ける、と言えば伝わるでしょうか。
それであるとき、「母」という字を見るのもつらくて、表示を「はは」に変えてみました。
そうしただけで、「母」よりはわたしの気持ちがマイルドになったのです。
そこからさらに登録名を変えて、現在の「駅名」に落ち着きました。
【ご相談事例】病気で人格が変わってしまったお母さまの登録名を変えた
実際に、登録名を変えたことで苦手な人からの電話に対応するのが楽になった、という方の例をひとつご紹介しましょう。
その方の場合も、苦手なのはお母さまでした。
わたしのように、子ども時代からずっと母との関係性がよくない場合だけでなく、
病気のせいで人格が変わってしまうこともあります。
認知症まではいかずとも、以前のお母さまではなくなってしまった……。
電話にでるのがこわい……。
そんなご相談でした。
そこで、その方にはスマホの登録名を「母」ではなく、「脳の病気＠はは」と変更してはどうでしょう、というご提案をしておきました。
すると、
「あ、なるほど。こうやって見ることで病気のことを思い出せますね」
とおっしゃって、さっそくそう変更したようです。
その後は、「電話やLINEでの対応を、ちょっと客観的にできるようになりました」とご報告いただいています。
登録名を変更するコツ
もちろん母親以外にも、苦手な人はさまざまでしょう。
職場の上司、知人、親戚などなど……そんな場合は、たとえばどんな登録名がいいでしょうか？
変更するときどんな登録名にすれば心が軽くなるか、選び方のコツをいくつかご紹介しましょう。
【登録名を変更するときのコツ】
・人名以外の名称にする
→その人の住んでいる場所、所属している会社・学校などの団体名など
・ひらがな、カタカナにする
→「母→はは」、「高橋さん→タカハシさん」など
・その人の苦手なところを「しょうがないか」と少し許せるポイントを盛り込む
→病気や家庭の事情などがある人なら「山田さん＠闘病中」、「受験生さとちゃん」など
・その人のいいところ、好きなところを盛り込む
→「聞き上手の佐藤さん」、「ゆうこちゃん＠おしゃれマスター」など
・その人とのいい思い出を盛り込む
→「温泉旅行：きょうこ」、「焼肉ごちそうさま＠小田センパイ」など
・かわいい絵文字を使う
→「🍇山梨のおばさん🍷」、「🍵高田せんせい🍡」など
このほかにも、いろいろ変更してみて自分がいちばん楽になれる登録名を見つけてくださいね！
登録名の変更は、縁切りの前段階としても使っちゃう
「苦手な人」の中には、もうこれ以上付き合いたくない、縁を切りたい（むしろこれから縁を切る予定）という相手もいるかもしれません。
もし、いまあたなに接触したくない人がいたら、その場合にも、登録名を変更してみてください。
特に、すべて過去形での表示にするのがおすすめ。
いちばんわかりやすいのは「別れた彼」です。
早く別れたい！ という恋人がいる場合、その登録名を「◯◯くん」などから「別れた彼」にするのです。
まだ別れていなくても、「別れた！」と過去形で言い切ります。
「元彼」とするより、しっかりと「別れた」という単語、いれておいたほうがいいですよ。
自分の決意を目にすることで、思考を変える効果もあるからです。
思考が変わると、自然と未来が変わります。
まとめ
「登録名を変える」
このやり方、応用範囲が広いので、ぜひお悩みの方はご活用ください。
自分のカラダとココロを守る手段はいくつあってもいいのです。
