「ラクニナ」はどのように利用すればいいですか?

心や身体に関して、疑問やお悩みがあるときにはいつでも訪問してください。
知りたいことを「コラム」や「よくある質問」で調べるのもいいですし、WEBでのお問い合わせも受け付けています。

WEBでのお問い合わせについては、「コラム」または「よくある質問」で順次回答をシェアしていきますので、掲載されるのをお待ちください。
直接ご相談をご希望の場合は、「30分なんでも相談」(3,500円)などをご利用ください。
  
ひとりで悩まず、ラクニナで楽になりましょう!

▶︎WEBからのお問い合わせは こちら(回答はコラムorよくある質問で随時)

「ラクニナ」とはどんなWEBサイトですか?

東京・日本橋「鍼灸治療室クリスタ」の院長・かとう ようこ先生が、東洋医学の知見をもとに、ココロとカラダのお悩みに役立つさまざまな情報を発信するため立ち上げたのが「ラクニナ」です。

・更年期の諸症状、女性特有のカラダの悩みに向けた東洋医学的対処法
・薬膳レシピなど「食養生」の知識
・子どもの発達に関する知識やアドバイス
・長年解消されないトラウマなど、ココロの問題への対処法

などについて、コラムでお伝えしたり、ご相談を受け付けたりするためのWEBサイトです。

また、ようこ先生自身があなたのお悩みにこたえる個人セッションやオンライン講座(複数名参加)などの情報も随時発信していきます。

サイト開設の経緯やようこ先生の思いについては、以下のインタビューページもぜひ読んでみてください。

自分のことではなく、子どもや他の家族のことでも相談できますか?

はい、ご相談をお受けしています。

・子どもの発達や健康に不安がある
・家族(夫や親など)のココロやカラダに不調があって心配
・家族との関係性に悩んでいる

などという場合は、まずは「30分なんでも相談」(30分 3500円)をご利用ください。
かとうようこ自身がお悩みを聞いてアドバイスをしたり、必要があれば医療機関へおつなぎしたりいたします。

また、適したセッションや鍼灸治療などをおすすめすることも可能です。
個別セッションは女性のみが対象ですが、セミナーは男性にも受けていただけます。
かとうようこが院長を務める治療室クリスタの鍼灸治療は、男女問わず施術いたしますし、お子さま向けの鍼灸コースもご用意しています。

かとうようこは鍼灸師、中医学博士、中医薬膳研究家、カイロプラクター、気功師、漢方アドバイザーといった東洋医学関連の資格に加えて、幼稚園教諭、保育士、初級ビジョントレーナー、こども発達支援認定トレーナーの資格も取得していますので、安心してご相談ください!

「個別セッション」とはどんなメニューですか? 何をしますか?

病院では説明しづらい心身の不調や、カウンセリングで解消されなかった悩み、トラウマなどで苦しんでいる方に、かとうようこがマンツーマンで対処法をお伝えするセッションです。
東洋医学にもとづくさまざまなアプローチで、あなたのお悩みに寄り添います。

現在は以下の内容で実施しています。

東洋医学で心身の声を聴く! ようこ先生のココロとカラダの治療室
セッション内容 病院にかかりづらい心身の不調、仕事や人間関係、子育てなどのお悩みがある方に、かとうようこが東洋医学や子どもの発達などに関する専門知識と経験をもとに、マンツーマンでお答えします。

・症状への対処のしかたがわかります
・体質に合ったセルフケアの方法をお伝えします
・受診が必要な場合は病院を紹介いたします
・不調に合わせて今できることをアドバイスします
・悩みへの対処がわかりスッキリします

おすすめしたい方 ・ちょっとした悩みや困りごとがある
・子育て相談がしたい
・仕事や人間関係の悩みがある
・心身の不調があるが、どこに相談すればいいかわからない
・病院で説明しづらい不調がある
・まだ病院にかかるほどではないと思うが、調子が良くない
・東洋医学の観点からアドバイスがほしい
・どこに不調があるかわからないが、調子が悪い   など
時間 ・90分コース:セッション90分+後日zoom30分のフォローアップ
・60分コース:セッション60分+後日zoom30分のフォローアップ
 ※初回の方には90分をおすすめしています。
開催日 こちらで告知
開催場所 ・初回:「治療室クリスタ」
    東京都中央区日本橋室町1-9-4井上第三ビル5階
・2回目以降:「クリスタ」またはzoomでのオンライン受講も可
回数 単発:回数のしばりはありませんので、ご希望のタイミングでご利用ください。
参加条件 女性のみ
受講料 ・90分コース:2万7,000円(税込)
・60分コース:1万8,000円(税込)

長引く心身の不調から抜けだして本来の自分に還る!東洋医学で芯から整う継続セッション
セッション内容 心理的アプローチだけでは改善されなかった数々のお悩みを、鍼灸の施術とコンサルテーションを主軸とした独自の手法によって、苦しさの根っこから解消するセッションです。
1)鍼灸の施術によってカラダをしっかり整え
2)独自の手法によるコンサルテーションとワークでココロを整えます。
おすすめしたい方 ・なぜか同じタイプの人に敵対視されがち
・いつも漠然とした不安を感じている
・仕事が長続きしない
・結婚したいのにできない
・依存体質をなんとかしたい
・お金が貯まらない
・自分のことが嫌いでしかたない
・親との関係性が悪い
・夫との関係性が悪い
・なぜかお金を貢いでしまう
・人と話すのが怖い
・自分の子どものことが嫌い
・衝動的にものを壊したくなる
・怒りが突然わいてきて収まらない
・アルコールで失敗する
・ダメな男にばかり惹かれてしまう    など
時間 ・継続セッション:50分
・継続セッション体験会(1回のみご利用可):30分
開催日 こちらで告知
開催場所 「治療室クリスタ」東京都中央区日本橋室町1-9-4井上第三ビル5階
回数 ・体験コース:30分(1回のみご利用可)
・7回コース:セッション×3+施術×3+グループ×1
・12回コース:セッション×4+施術×4+グループ×3+リトリート×1
・20回コース:セッション×4+施術×8+グループ×6+リトリート×2
参加条件 女性のみ
受講料 ・体験コース:9,800円(税込)
・7回コース:14万円(税込)
・12回コース:26万円(税込)
・20回コース:45万円(税込)

 

「セルフケアセミナー」とはどんなメニューですか? 何をしますか?

ツボ押し、お灸、薬膳による食の改善など、自宅で手軽に心身を整えていただくことができるセルフケア法のオンライン講座です。
「カラダやココロの不調を日常生活から改善したい」という方におすすめです。

現在は以下の内容で実施しています。

季節ごとの薬膳養生~季節の健康を支える薬膳レシピ
講座内容 ・自分の体質を知る(体質診断)
・体からのサインの読み取り方
・食材の性質
・東洋医学の基本的なルール
・薬膳レシピの提案       など
時間 各回60分の講義+質疑応答
開催日 こちらで告知
開催人数 複数名
参加条件 男女ともに参加可能
受講料 4,000円(税込)
その他 「薬膳ダイエット」の講座も開催しています。

お灸でヘルスケア
講座内容 ・カラダの声を聞いて時々で適切なツボを選ぶ方法
・ツボの選び方、押し方・お灸のしかた      など
 ※ツボ押しやお灸は、ようこ先生がお手本を示します。
時間 各回60分程度
開催日 定期開催ではなく、3名以上のリクエストにより随時開催
開催人数 3名以上
参加条件 男女ともに参加可能
受講料 4,000円(税込)

小さな子ども連れでも大丈夫ですか?

講座やセッションでご来院の際には、ご自身だけでお越しいただくことをおすすめしています。

キッズルームなどはございませんのでご了承ください。

人に聞かれたくない悩みを話したいのですが、個室ですか?

はい、治療室は個室で、かとうようことご相談者さまのみで対応いたします。

他のスタッフやご来院者さまが同席することはありません。

相談したら、かならず何かかとう先生の講座やクリスタの治療などを受けなければなりませんか?

いいえ、その必要はありませんし、何かを強くおすすめすることもありません。

たとえば「ようこ先生の30分なんでも相談室」をお受けいただき、「自分には合わないかも」とお感じになれば、特にお断りのご連絡なども必要なく、次回以降のお申し込みをしていただかないだけで結構です。
(もしまたいつか、「もう一度相談してみようかな」と思われた際に、ご連絡いただくことがあればうれしいです!)

遠方に住んでいて東京に行かれないのですが、相談できますか?

オンライン講座には、どこからでもご参加いただけます。

個別セッションに関しては、原則として東京・日本橋「クリスタ」にご来院いただいておりますが、ご事情により来院が難しい方は一度ご相談ください。

相談できるのは女性だけですか? 男性でも大丈夫ですか?

オンライン講座は男性でもご参加いただけます。
実際に、ご夫婦一緒にご参加いただいている方などもいらっしゃいますし、もちろん男性おひとりでのご参加も大歓迎です。

ただ、個別セッションは女性のみに限らせていただいておりますのでご了承ください。

入会金などはかかりますか?

入会金などは一切かかりません。
各メニューの料金のみでお受けいただけます。

料金は、メニューごとの予約ページでご確認ください。

【料金の例】

・ようこ先生の30分なんでも相談室:3,500円(税込)
・薬膳講座:4,000円(税込)
・個別セッション:単発・60分 1万8,000円(税込)
         単発・90分 2万7,000円(税込)

東洋医学は、西洋医学とどう違うのですか?

東洋医学と西洋医学は、同じ「医学」であっても考え方や治療のしかたなどがまるで異なります。
端的にいえば、西洋医学が「悪い部分を治す」のに対して、東洋医学は「不調を根本から改善して自然治癒力を高める」ものです。

その違いをわかりやすくまとめましたので、以下の表を見てください。

  東洋医学 西洋医学
考え方 「人」に着目、その人の体質や身体全体のバランスなどに合わせた個別の治療を行う 「病気そのもの」に着目、科学的に多くの人に効果があるとされる治療を行う
診断方法 四診(望診・聞診・問診・切診)をもとに不調の原因を突き止める 血液検査やレントゲンなど科学的な検査と分析により、病名を特定する
治療方法 漢方や鍼灸などで自然治癒力を高めて病気や不調を根本から改善する 悪い部分をそのつど投薬や手術などで治す
得意分野 ・身体全体を整え、不調や病気を繰り返さない健康な身体をつくる
・病名のつかない「なんとなく不調な状態=未病」も治療できる
・外科手術が必要な病気やけがを治療する
・ウイルスや細菌による疾病を治療する
苦手分野 ・手術でなければ対応できない病気やけがには向かない
・「いますぐ病気を治したい」という要望には応えきれないことがある
 (根本改善には時間がかかるため)
・検査ではわからない身体の不調には対応しにくい
・病気やけがになってから治療するので、予防や再発防止には対応しにくい

東洋医学と西洋医学はどちらがいい・悪いと比べるものではありません。
それぞれの特徴や得意分野を活かして、両方を組み合わせるといいでしょう。

実際にかとうようこのセッションや治療室クリスタでも、患者さんによって西洋医学が必要な場合は、適切な病院や医師におつなぎしていますので、安心してなんでもご相談ください。

東洋医学は、民間療法のようなものではないですか?

いいえ、東洋医学は歴とした「医学」として認められているものです。

現在、150種近くの医療用漢方エキス製剤と190種弱の生薬に健康保険が適用されていますし、医師の指示があれば鍼灸治療も保険で受けられます。
(医師の指示なく自主的に受ける鍼灸治療は保険適用外の自費診療です。)

また、東洋医学を実践する「はり師・きゅう師」「あん摩マッサージ指圧師」「柔道整復師」は国家資格です。

つまり、これらは国がその効果や安全性を確認したものと言えるでしょう。

さらに2019年には、WHO(世界保険機関)が漢方薬や鍼灸などを含む東洋医学を「伝統医学」と認定しました。
東洋医学は世界的にも認められ、注目されているのです。

ただ、東洋医学を謳う施術者の中には、国家資格を保有していない場合もあります。
(たとえば「中国式整体」や「経絡リンパ」などは、国家資格がなくても施術することができます。)

施術を受ける際には、事前に施術者がどのような資格・知識・経験があるのかを確認することをお勧めします。

東洋医学と「中医学」とはどう違うのですか?

広い意味での「東洋医学」は、「アジアのさまざまな地域の医学」を指します。
たとえば、

・中国伝統医学
・アーユルベーダ
・ユナニ医学
・韓医学
・日本の漢方医学
 ※「日本の漢方医学」は中国伝統医学をベースとしています。

などです。

一方、狭い意味での「東洋医学」は、「中国伝統医学=中医学」を指すと考えていいでしょう。

では「中国伝統医学」とは何かというと、「中国で、古来から皇帝に守られながら、長い年月をかけて体系化され整えられた医学」です。
その中には、 

・鍼灸
・推拿(すいな)
・気功
・中薬(漢方薬)
・薬膳

などの治療法が含まれています。

つまり、以下のような位置付けだと捉えてください。

東洋医学とはどんなものですか?

広い意味での「東洋医学」とは、アジアのさまざまな地域における医学を指します。
たとえば、

・中国伝統医学
・アーユルベーダ
・ユナニ医学
・韓医学
・日本の漢方医学

などです。 

また、もっと狭い意味で、「漢方医学+中医学(中国伝統医学)」を「東洋医学」という場合もあり、ラクニナで「東洋医学」という表現を使うのはこの狭義の意味です。

では、「中医学」とは何でしょうか?

それは、中国で数千年受け継がれ、体系化されてきた医学です。

・鍼灸
・推拿(すいな)
・気功
・中薬(漢方薬)
・薬膳

など、さまざまな治療法があります。

西洋医学のように、病気にかかったらその都度治すというよりも、病気や不調を根本から治す、病気を予防して健康なからだをつくることを目的としているのが中医学=東洋医学です。

薬膳は、毎日実践しなければいけませんか?

かならずしも「毎日でなければ意味がない」ものではありません。
ただ、かとうようこの講座やセッションでは、毎日の生活に無理なく取り入れることをおすすめしています。

そもそも「薬膳」は、「手に入りにくい特別な食材を使った難しいもの」と思われがちですが、そうではありません。
スーパーに売っている、一般的な食材で十分に作ることができるものです。

食材がもともと持っている性質を生かし、自分の体調に合わせて食事を作ることが「薬膳」だと考えてください。

そのために、手軽に取り組める薬膳の講座やセッションを随時開催しています。
かとう自身がこれまで薬膳を学び、実生活に取り入れてきた経験を活かして、誰でも簡単に日常に取り入れやすいよう、現代風にアレンジしたレシピなどをお伝えしますので、興味のある方はぜひご参加ください!

薬膳でダイエットはできますか?

はい、できます。

かとうようこが提案する薬膳ダイエットは、夕飯の炭水化物を「季節にあった食材・自分の体質にあった食材を使ったお粥」に置き換えるだけの簡単な方法です。

といっても、特別な食材や珍しい生薬などは必要ありません。
みなさんが普段使っている食材で簡単につくることができるレシピです。
また、同じく体質に合った副菜を合わせることで、空腹感なく続けることができます。

「薬膳ダイエット」の講座では、その方法とレシピについてわかりやすく楽しくお伝えしています。
実際にこの方法で、多くの方がダイエットに成功されました。

前回の講座では、8割の方の体重が減少しています。
中には「1か月で5kg減」「1年で15kg減」を達成したケースもありました。

「薬膳ダイエット講座」にご興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。

▶︎ 薬膳ダイエット講座受講者のみなさんからのご感想はこちらから

薬膳は、漢方薬など高価な材料がないと作れないのではないですか?

いいえ、そんなことはありません。

日常的に食べている食材だけでも、「薬膳」を実行することはできます。

かとうようこが考える薬膳とは、「難しい生薬が入った特別なもの」ではなく、「日常に転がっている素材そのものの持つ性質を活かして、自分の体調に合わせた食事を作ること」です。

つまり、ごく身近な食材が、そのときどきで薬になる、というわけです。

たとえば生姜は、干したものを「乾姜」と呼んで生薬として用いていますが、生のままでもからだを温めたり血行を促進したり、胃腸の働きを整えたりといった効果が期待できます。

食材の特性を知って適切なときに食事に取り入れることができれば、特別な材料などなくても「薬膳」なのです。

自宅で手軽に薬膳料理をとりたいという方は、ラクニナ内の「薬膳レシピと基礎知識」コラムを参考にしてください。
また、「季節ごとの薬膳養生~季節の健康を支える薬膳レシピ」の講座も随時開催しています。

「薬膳」とは何ですか?

中医学=中国伝統医学の理論にもとづき、食物がもつ薬理作用を組み合わせた食事のことです。

生薬に限らずすべての食物には、それぞれに体を温める・冷やす・巡らせる・余分なものを排出する・出過ぎるものは抑える、といった薬理作用があります。

これを上手に利用して、季節や体質に合った献立をつくり、疾病の予防、治療・回復、老化防止に役立てようというのが薬膳の考え方です。

中医学では、「生物(人も動物も)は自然界の変化に沿った生き方をするのがよい」「人体は小宇宙」ととらえるのが基本です。
一般的に「よい」といわれている食べ物が、ご自身のカラダに合っていないことも多々あります。

そのため、自分自身のからだの声を聞き取って、食べるものを選ぶことが大切なのです。

頭痛や吐き気があったり急にほてったりしますが、まだ30代なので更年期障害ではないでしょうか?

更年期障害は、一般的に40〜50代で症状があらわれることが多いものですが、20〜30代でも更年期障害と同様の症状が出ることがあります。
「若年性更年期障害」「プチ更年期障害」と呼ばれるものです。

実際に、厚生労働省の「更年期症状・障害に関する意識調査」(2022年)を見ると、「医療機関への受診により、更年期障害と診断されたことがある/診断されている」という人は、20代で2.2%、30代で1.5%とわずかですがたしかに存在します。

出典:厚生労働省「更年期症状・障害に関する意識調査」(2022年)「更年期障害の可能性」グラフをラクニナ編集部で編集

通常の更年期障害は閉経前後、卵巣機能の低下にともなう女性ホルモンの減少が主な原因で起こります。

一方で、若年性更年期障害は、ストレスやダイエットなどによって自律神経やホルモンバランスが乱れたことによって生じることが多いものです。
また、若くして閉経してしまう「早発閉経」が原因の場合もあります。

何が原因かによって治療も変わります。
まずは病院の婦人科を受診してみましょう。
または、ラクニナのご相談ページからかとうようこにご相談ください。
東洋医学を踏まえた施術やアドバイスもできますし、必要があれば適切な医療機関におつなぎします。

▶︎お問い合わせ

更年期症状が出る人と出ない人がいますが、何が違うのでしょうか?

更年期症状が強く出るか、あまり出ないかの違いは、自律神経のバランスやご本人の性格、生活習慣などによります。

一般的に、それぞれ以下のような傾向があると言えるでしょう。

     症状が出やすい人      症状が出にくい人
自律神経 乱れている 整っている
 性格 ・まじめで考えこみがち
・責任感が強く完璧主義
・自分の感情を出すのが苦手
・まわりに気を遣う
・考え方が楽天的
・ものごとをポジティブにとらえる
・悩みごとをすぐ人に相談できる
 環境 ・ストレスがたまりやすい
・疲れていても休めない
・夫婦など家族の仲がうまくいっていない
・職場の人間関係がうまくいっていない
・環境の変化がある
・ストレスがあまりない
・ストレスがあっても発散できる
・疲れたら休むことができる
・夫婦・家族や職場の人間関係が良好
生活習慣 ・食事を抜くことが多い
・食事の時間が不規則
・栄養が偏っている
・十分な睡眠がとれていない
・睡眠の質がよくない
・睡眠時間がまちまち
・あまり運動しない
・規則正しい生活をしている
・規則正しい食事をしている
・バランスよく栄養をとっている
・十分な睡眠をとれている
・睡眠の質が高い・適度な運動をしている

更年期症状を悪化させないためには、規則正しい生活を心がけ、ストレスや環境の変化があれば軽い運動をしたり趣味を楽しんだりして、うまく発散してください。

更年期になるとどんな症状が出ますか?

更年期の症状は、人によってさまざまで個人差がとても大きいものですが、おおむね以下の3タイプがあります。

1)熱に関する症状

 ホットフラッシュ(急にからだが熱くなる/ほてり、のぼせなど)、汗をかきやすい、体温調節がうまくいかない など

2)からだに関する症状

 頭痛、肩こり、めまい、靭帯(指や肩など)の痛み、筋肉の痛み、胸がしめつけられるような痛み、動悸、手足や腰などの冷え、しびれ、疲れやすい など

3)こころに関する症状

 気分の落ち込み、イライラ、情緒不安定、不眠(眠れない、寝つきが悪い、眠りが浅いなど)、集中力の低下、意欲の低下 など

気をつけたいのは、「病院では『更年期ではない』と言われたけれど、自分はツラい」というケースです。
というのも、更年期の症状は、体内のホルモンバランスが揺らぎ、エストロゲンの分泌が減少することで生じます。
そのため、病院で検査をして、「ホルモンの数値が下がっているけれど正常範囲内」だと、「更年期ではありません」と言われ、治療を受けられないことがあるのです。

ただ、ホルモンが乱れているのは確かなので、本人はツラいのです。

そんなときは、漢方や鍼灸がいい仕事をしてくれる場合もありますので、頼ってみましょう。
かとうようこの治療院クリスタでも、ご相談を受け付けていますので、ぜひ一度ご連絡ください。

更年期症状はいつごろ始まっていつごろ終わりますか?

更年期症状の期間は、個人差が大きく「いつからいつまで」と言い切ることが難しいものです。

一般的に「更年期」とは「閉経の前後5年、計10年ほどの期間」を指します。
日本人の閉経の平均年齢はおおよそ50歳と言われますので、「45〜55歳」の間が更年期にあたる人が多いでしょう。

ただ、この間ずっと更年期の同じ状態が続くわけではありません。
症状がツラいのは、多くの人の場合「5年間程度」と言われています。

とはいえこれも個人差が大きく、1〜3年程度で終わる人もいますし、反対に7〜8年続くこともあります。

いずれにしろ、症状が出た時点で「あと何年で終わるか」は誰にもわからない、というのが答えです。

終わりがわからないツラさに耐えるのは、とても苦しいことです。
それよりも、ツラい症状を和らげることで、更年期とうまく付き合いながら乗り切りましょう。

まずは婦人科の病院にご相談を、それで改善がみられなければ、漢方や鍼灸など東洋医学の力にも頼ってみてください。

かとうようこの治療院クリスタでも、更年期のご相談に来院される方が多くいらっしゃいます。
お話しを伺うだけでも結構ですので、苦しんでいる方はぜひ一度ご相談ください。

「更年期」とは何ですか?

更年期とは閉経の前後5年、計10年ほどの期間を指す言葉です。
一般的には45歳から55歳の間に訪れるといわれますが、実際には個人差があります。

更年期になると、体内のホルモンバランスが揺らぎ、エストロゲンの分泌が減少するため、ホットフラッシュ(急に体が熱くなる)、不眠、イライラ、集中力の低下など、心身にさまざまな不調があらわれます。

その不調が高じて生活に支障が出るようになると、「更年期障害」と呼ばれて治療の必要が生じるのです。

更年期障害の治療法には、主に以下のようなものがあります。

・サプリメント:足りない栄養素を補うことで、体調を整えます。
・漢方薬:体質に合ったものを選ぶことで、自然な形で症状を和らげます。
・抗うつ剤:気分の落ち込みや不安感を軽減するために使用されることがあります。
・ホルモン補充療法(HRT):不足しているホルモンを補うことで、さまざまな症状を改善します。

症状によっては、鍼灸や薬膳なども効果が期待できますので、

「なんとなく不調だけど更年期かよくわからない」
「病院に行くほどではない気がする」
「日常の生活や食事で改善したい」

といった方は、一度ご相談ください。
(必要があれば、適切な医療機関におつなぎすることもできます。)

子どもの発育について気になることがあるのですが、相談に乗ってもらえますか?

はい、もちろんです。
多動や言葉の遅れ、チックなど、気になることがあればご相談ください。

かとうようこは幼稚園教諭、保育士、初級ビジョントレーナー、こども発達支援認定トレーナーなどの資格を取得していますので、東洋医学だけでなく児童心理学や発達障害に関する豊富な知見をもとにお悩みにお答えします。

親御さんからご相談を受けた上で、必要があれば、治療室クリスタにお子さまをお連れいただいて「子ども鍼灸」や「運動療法」を受けることもできます。

人見知りのお子さまや多動のお子さま、機嫌が悪い状態であっても、ベテランスタッフがお子さまの様子を見ながら対応しますのでご安心ください。

かとう先生にはどんな実績がありますか?

かとう ようこは東京・日本橋にある「鍼灸治療室クリスタ」院長として、20年以上にわたって10万人以上に鍼灸施術をしてきました。
心身を整えるための鍼灸はもちろん、美容鍼や小児向け鍼灸も行っています。

鍼灸師だけでなく、中医学博士、中医薬膳研究家、カイロプラクター、気功師、漢方アドバイザーといった資格を持ち、東洋医学の知見が豊富です。
また、子どもの発達に関しても造詣が深く、幼稚園教諭、保育士、初級ビジョントレーナー、こども発達支援認定トレーナーの資格も取得しています。

2008年にはブラジル での鍼灸普及活動が認められ、同国政府よりコメンダドール(伯爵)の称号を授与されました。

かとう ようこのくわしいプロフィールや来歴などについては、以下のページもぜひお読みください。

▶︎ かとう ようこの紹介