「疲れてないつもり」が一番こわい。脳がスルーするサインの話

こんにちは、東京日本橋にある鍼灸治療室クリスタ 院長のかとうようこです。

日々いろんなお悩みをお聞きしますが、
とても多いのがこんな声です。

「体調が悪いのに、“ただの疲れかな”って流してしまうんです」


男女問わず、本当に多いんです。

 

あなたは、

「疲労」と「疲労感」だと、どっちがより疲れているって感じますか?

「感」ってついたほうが、疲労がマイルドな気がしません?

でもね、

正確にいうと

疲労=カラダの細胞がダメージを受けた状態
疲労感=脳が感じる「休め!」というサイン

つまり、「疲労感」を感じていないけれど、
リアルのカラダは「疲労」している、という現象がおきることがあるのです。

人は、脳にある眼窩前頭野という場所で「疲れた!(疲労感)」と感じています。

ところが、実際には疲れているのに、「楽しい」「やりがいがある」と感じることで、脳が疲労をスルーしてしまう。


それが、「やりすぎて倒れる」原因になることもあるんです。

充実感や達成感がある状況だと、なかなか疲労を感じることができなくなる!
これも、人の進化によって起こったことなんですって。

実際のカラダの疲れをマスクして、疲労感を感じない……
 

ちょっとこわい話です
→いわゆる突然死の原因ってこれらしい。

なんとなく調子が悪い。
でも、仕事もあるし、予定もあるし、「これくらい大丈夫」ってやりすごす。
 

そしてその「なんとなく」が、
いつの間にか「限界」に変わっている。

そんな経験、ありませんか?

 

でも、それってあなたが弱いからじゃない。
カラダがちゃんと、「休んで」って言っていただけなんです。

それを聞いてあげるかどうかの違いだけ。

・日常のストレス
・気温や気圧の変化
・女性特有のリズムやホルモンバランス
・自律神経の乱れ
・「がんばる癖」の蓄積

こうしたものが重なると、
検査では出てこない「しんどさ」が積みあがっていきます。

でも、そんな不調を、
「気のせい」と片付けなくていい。

東洋医学的に言えば、それは「気が足りていない」サイン。

 「カラダは休みたがってる。ただそれだけ」
「何か悪いわけじゃない」
「むしろ、“ちゃんと感じられてる”ことがすごい」

 あの頃の私は、
無理をするのが当たり前で、
「カラダの声」なんて聞こうともしていなかったし、
そんな発想自体がなかったです。

だから今は、カラダが出してくる小さなサインを大事にしています。


元気じゃない日があること、それ自体がダメなんじゃない。
「ちゃんと受け止められる自分がいるかどうか」が大事なんです。

無理に笑わなくてもいい。
何かを完璧にやらなくてもいい。


ただ今日は、「ちょっとしんどいな」をそのまま認めるだけで、カラダは少しずつ整っていきます。

しんどいあなたへ。

今日という1日だけでも、
少し、自分にやさしくしてあげてくださいね。