こんにちは、東京日本橋の鍼灸治療室クリスタ院長 かとうようこです。
このサイトでは、手軽な薬膳レシピや食材の効能についていろいろとご紹介していますが、今回は「タコ」についてお伝えしたいと思います。
実はタコは、栄養学的にも東洋医学的にもとても優れた食材で、みなさんにぜひ積極的に食べてほしいものです。
いったいどのような効能があるのか、わかりやすく説明します。
タコに含まれる栄養素
タコに含まれている栄養素は、
・たんぱく質:3大栄養素のひとつ、筋肉や皮膚などからだをつくる
・ビタミンB12:血液をつくり、神経の機能を保つ
・ビタミンB6:たんぱく質を代謝させ、免疫機能やホルモンのバランスを整える
・カリウム:体内の水分量を調節したり、血圧を下げたりする
・亜鉛:免疫機能や新陳代謝をサポートしたり、味覚を正常に保ったりする
・銅:赤血球をつくって貧血を防ぎ、骨や血管の形成を助ける
・リン:カルシウムやマグネシウムと結びついて、骨や歯を形成する
・セレニウム:生殖機能や甲状腺機能の維持、DNAの生成を助ける
・タウリン:疲労回復、肝機能の向上、コレステロールや中性脂肪の低下を助ける
などです。
低脂肪ですが、必要な栄養素が結構豊富に含まれています。
また、タコにはオメガ3脂肪酸も含まれており、脳や心臓の健康にうれしい食材!
コラーゲンも豊富です!
なんとなく食べていますが、
意外に知っていそうで知りませんよね。
こんなに優れた食材だったんですね。
栄養素的なことを知ったなら…
次は東洋医学での位置づけをみていきましょう。
東洋医学ではその食材の持っている性質にフォーカスします。
タコにはどんな性質があるのでしょう?
東洋医学でみたタコの性質
東洋医学には栄養に関して独自の見解があります。
「食べものはその性質によって、からだに与える影響が異なる」と考えられているのです。
タコは、素材として
「甘」くかつ「鹹(しおからく)」そして「冷やす」傾向があります。
消化器系や肝に働きかける食材といわれています。
血を補うことでパワーを作り出し、
からだに潤いを持たせたり、
慢性の下痢や大量に汗をかくのを防いだりする
などの作用があるといわれています。
カラダを冷やすので、
常に冷えやすい人はあまり取り過ぎないほうがよい食材なんですよ。
おすすめのタコの食べ方
わたしのおすすめは、「タコ刺し」と「タコめし」です。
タコ刺し
疲労回復に役立つタコですが、疲れているときは調理するのも面倒ですよね。
そんなときは、そのまま食べられる「タコ刺し」一択でしょう!

また、暑くてからだに熱がこもったと感じたときにも、
タコ刺しなら無駄な熱をさましつつ、潤いも残してくれます!
タコめし
また、タコめしもおすすめです。
魚屋さんでタコを買ってきてつくるのもいいですが、手軽なのは下の写真のようなタコめしキットを使う方法。

炊飯器にお米と干したタコ、付属のタレを入れて、いつものように炊くだけで、おいしいタコめしが出来上がります。
ほかにも、半生タイプや缶詰タイプなど、いろいろなタコめしのもとが販売されていますので、ぜひ試してみてください。
栄養的にも東洋的にも、
なかなかいい仕事をしてくれるタコ。
もっと食卓に取り入れたいですね。
