こんにちは、東京日本橋の鍼灸治療室クリスタ 院長のかとうようこです。
不安定な天気が続きますね。
体調不良の方が増えているご様子。
先日スタッフから質問が。

「先生、免疫ってあげればいいわけじゃないですよね?
アレルギーや自己免疫疾患系って免疫の暴走ってききます」
なるほど、ここ気になりますよね。
わたしの答えはコレ。

「気になるよね!
自己免疫疾患についてはまだよくわかっていないけど、
免疫が正常に働くために大事なことは白血球のバランスなんだよ」
白血球のバランスとは……?
今日はこのことについてお話いたします。
白血球のバランスっていったい?
白血球の種類と働き
白血球とひとくくりにしていますが、
いくつかグループがあります。

こちらの本の表を参考に見ていきましょう。
| 白血球 | 分類 | 割合 (平均値) | 機能 | |
| 顆粒 | 好中球 | 55% | 食作用:最近などを貪食し、分解する | |
| 好酸球 | 3% | アレルギー反応:アレルギー疾患で増加し、 アレルギーを抑制するように働く | ||
| 好塩基球 | 0.5% | アレルギー反応:好塩基球の顆粒に含まれるヒスタミンが 炎症部位の血管拡張を、ヘパリンが血液 凝固を抑え、好中球の働きを助ける | ||
| 無顆粒 | リンパ球 | 36.5% | 免疫反応の主役を担うT細胞(リンパ球)と B細胞(Bリンパ球)がある | |
| 単球 | 5% | 大食作用:好中球よりたくさんの最近を貪食する また死んだ好中球も処理する | ||
上記の表では6種に分類されている白血球ですが、一般的には「顆粒球」「リンパ球」「単球」の3つのグループで語られます。
そしてそれぞれの割合はこんな感じです。
・顆粒球 (60%)
・リンパ球(35%)
・単 球 ( 5%)
実は、この割合が大事。
免疫力が高いとは「白血球のバランスが整っている」ことなのです。
白血球3グループがこの割合だと免疫作用がスムーズに、病気になりにくい状態といえるのです。
※免疫のしくみについて詳しく知りたい方にこちらのサイトをお勧めします。
一般社団法人日本血液製剤協会
バランスを崩す理由は自律神経~その調整に鍼灸はいいよ!
この割合ってなんで崩れちゃうの?
原因ってなんなの?
気になりますよね。
ここで登場するのが、自律神経です。
自律神経は、交感神経と副交感神経からなりたっています。
戦闘態勢のときに優位に働くのが交感神経、車のアクセルを踏んでいる状態にたとえるとわかりやすいです。
のんびりモードのときに優位に働くのが副交感神経、こちらはブレーキを踏んでいるイメージでとらえてみましょう。
本来私達の身体は1日を通してこの2つがお互いに、バランスよく機能することで健康を保つようにできています。

実はこの自律神経の状態が、白血球のバランスにも影響しているのです。
交感神経が優位になると、「顆粒球」がどーんとアップ![]()
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副交感神経が優位になると、「リンパ球」どーんとアップ![]()
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することが分かっています。
自律神経の切り替えがスムーズにできていれば、白血球はバランスのとれた状態でいられるということです。
つまり、免疫機能が高まるということですね。

さあ、ここで皆さん思い出してください。
鍼灸は自律神経の調整が上手だってことを。
いきすぎたものは抑えるし、逆に足りないものをアップさせるということ。
同じツボをつかっても血圧の高い方は低くなり、低血圧の方はちょっと血圧があがる……そんなイメージです。
なので、免疫機能をアップさせるためにもセルフでお灸ってなかなか役に立つのですよ。
